フクロモモンガの身体の特徴を知ろう!
フクロモモンガという動物は、手のひらに乗るくらいのサイズ感で、とても小さなペットです。フクロモモンガの身体の特徴を知って、成長の目安を知ることはとても大切なことだと思います。餌の量のコントロールや成長の目安など、飼い主として知っておくべき情報を調べてみました。
フクロモモンガの体重と体長について
フクロモモンガの体重はどれくらい?赤ちゃんは?気になるベビーの体重について
フクロモモンガの体重は、オスとメスでは若干の違いが見られ、オスは115~160gで平均体重は140g、メスは95~135gで平均体重は115gです。およそ1年くらいで成体になると言われています。
フクロモモンガの赤ちゃんの体重は、生後2ヶ月で45g、生後4ヶ月で70g程度とものすごく小さいわけです。生後1年程度をかけて成体になり、この時点で120~150gくらいになっていることが目安になってくるかと思います。
フクロモモンガの月齢別体重表(目安)
フクロモモンガの月齢別の体重を知りたいという声が多く、体重の推移を一覧にまとめてみました。飼い主さんからいただいた情報を取りまとめていますが、あくまでも目安、参考としてご覧ください。
<月齢> | <体重> |
生後2ヶ月 | 35g~45g |
生後4ヶ月 | 55g~75g |
生後6ヶ月 | 60g~95g |
生後8ヶ月 | 70g~95g |
生後10ヶ月 | 85g~105g |
生後12ヶ月 | 90g~135g |
当ブログ管理人のフクモモネットワークで得られた情報を見ても、体重にはある程度の幅が出ているようです。骨格や体質、与えている餌などにも原因があるかと思いますが、骨格等のバランスを見て身体的に痩せて見えなければ問題ないと見ている飼い主さんが多いようです。
体重の微妙な増減を繰り返しているフクロモモンガもいることから、体重が増えないと必要以上に悩むことはないと思います。
フクロモモンガの体長はどれくらい?
フクロモモンガの体長は、平均すると12cm~21cm程度です。尻尾は胴体よりも長く、12~15cmもあります。全身がとってもきれいな体毛で覆われているのが特徴です。
フクロモモンガの体重をもうちょっと増やしたいと思ったら・・・
フクロモモンガはお母さんの育児嚢にいる時に、成長に充分なミルクをもらえずに育つと成長時期に必要な栄養が足りず、結果として骨格が小さくなってしまったり、体重が思うように増えない場合があります。このような場合、早い時期に大人と同じような食事に切り替わってしまったことが原因で、成長不良になってしまうのだと思われます。
このような時は、病院やペットショップ、ブリーダーさんに一度見てもらい、アドバイスをもらうのもいいと思います。また、小動物用のミルクをおやつ程度にあげてみるのはおすすめです。今は栄養補給用のサプリメントも市販されていますので、フクロモモンガの生体に合わせて取り入れてみるのもいいと思います。
ただし、与え過ぎは厳禁です!例えば、糖分やカロリーの高い食物ばかりに偏った食事は問題です。まずは、ケージなどに普段主食として与えているペレットの量を少し増やしてあげるというのも手ですよ!
糖質やビタミンなどの有効栄養成分以外にも動物性たんぱく質を多く含んでいます。
ベビーの間だけでなく、大人になってからも栄養補給としてご利用下さい!