フクロモモンガとの出逢いに感謝をしよう
フクロモモンガの寿命は、飼育下で10年程度と言われています。また、寿命から逆算すると、フクロモモンガの高齢期は、5~6年を過ぎた頃からとなるようです。
命のあるペットは、いつかは天国に旅立つ日が必ずきます。こればかりはどうすることもできません。突然のお別れになってしまったり、長期間に渡る闘病の末にお別れになってしまったりと、お別れれのかたちはそれぞれです。後悔する気持ちが残ってしまうこともあるでしょう。
だからこそ、日常生活を大切にして、フクロモモンガのとの楽しい思い出をいっぱい作ってください。残念ですが、一緒にいられる時間は飼い主さんには決められません。どのくらいの期間を一緒に過ごせたかではなく、一緒にいられた時間にどれだけの愛情を注げたのかの方が何より大切なことなのです。
いずれにせよ、どのような形でお別れの日を迎えたとしても、フクロモモンガとの出逢いに感謝しましょう。そして、楽しかった日々を偲び、感謝の気持ちでしっかりと送ってあげてください。
フクロモモンガの主治医に報告をしよう
フクロモモンガとのお別れの日が来たら、かかりつけの主治医の先生にも報告しましょう。これは生前の感謝の気持ちを伝える意味と、フクロモモンガに対してどのような治療に効果があったのかという検証にも役立ちます。こうした経験が獣医師のとっては貴重なのです。また、他のフクロモモンガに対して、参考になる知見になるかも知れません。
いずれにしても、早い段階でかかりつけの主治医の先生には報告をしておきましょう。
フクロモモンガのお別れの方法はいくつかある
フクロモモンガのお別れの方法にはいくつかありますが、埋葬するのが一般的な方法です。ペットとは言え、公共の場所や他人の私有地には埋葬できません。
埋葬の場所としては、個人所有の自宅の庭やペット霊園の利用、自治体のサービスの利用などが考えられます。いずれの方法を選んでも、飼い主さんが納得できるお別れの方法でなければなりません。よく考えて選択をしていきましょう。
フクロモモンガとの思い出を胸に・・・
フクロモモンガとの楽しい日々を思えば、お別れは悲しく、受け入れ難いものです。そのような時は、感情のまま思いっ切り涙を流してください。感情を抑える必要はありません。
そして、いつの日か、笑顔でフクロモモンガのことを思い出すことができるようになるでしょう。その時には、ぜひとも飼い主であるあなたが経験したこと・・・例えば、嬉しかったこと、楽しかったこと。大変だったこと、苦労したこと。飼育の成功事例と失敗事例。闘病体験を、ぜひとも他の飼い主さんにどんどん伝えてほしいと思います。
フクロモモンガに関する情報は、ペットとしての飼育数は増加傾向にあるものの、まだまだ充分ではありません。実際に飼育していた飼い主さんの知見が何よりも大切なのです。
フクロモモンガとの思い出を胸に、あなたのフクロモモンガが生きた証を残していってほしいと思っています。