フクロモモンガの遊具を揃えよう
フクロモモンガは、社会性の強い動物です。その為、野生下では一匹で生活をすることはほとんどなく、優位なオスが複数のメスを引き連れて群れで集団生活を送っています。
一方で、飼育下においてはフクロモモンガにとって飼い主さんがすべてなのです。飼い主さんがフクロモモンガの食事の準備や身の回りの世話をしてあげなければ、フクロモモンガは生きていけません。そして、コミュニケーションの相手であり、遊び仲間なのです。飼い主さんはこのことをしっかりと頭に叩き込んでおきましょう。
そうは言っても、日常生活の中でどうしても忙しく、フクロモモンガの相手をできないこともあるでしょう。そんな時、ケージの中に設置してあると何かと便利なフクロモモンガの遊びグッズをご紹介していきます。フクロモモンガが退屈しない環境作りは、とても大切ですよ!
あると便利な小動物用回し車
小動物のペットとして代表的なハムスターが、円形の回転体の中でひたすら前に向かって走る遊具です。
このひたすら前に向かって走るという行動は、野生のフクロモモンガではおそらく見られない行動ではありますが、当ブログ管理人のフクモモネットワークの中では、結構人気のある遊具です。もちろん、中には興味を示さないフクロモモンガもいますが、結構な頻度で遊んでくれるフクロモモンガもいるようです。
まずは、退屈しない環境を作ってあげることが大切なので、小動物用の回し車を取り入れてみるのもいいと思います。選ぶ時のポイントは、2つあります。ひとつ目はケガを防ぐ為に爪や指を挟む隙間の無いタイプのもの、ふたつ目は足腰に負担を掛けないようにある程度の直径があるものがベストです。ケージの隅に設置しようとして直径の短いものを選びがちですが、直径が短くなればなるほど背中を反ることになります。
この遊具を気に入ればかなりの頻度で運動をするようになりますので、2つのポイントを充分に理解して選んであげることが大切です。
野生での生活を再現できる止まり木は必須アイテム
ケージの中の生活グッズとしてもご紹介しましたが、木の枝から枝へ飛び移る動きができる止まり木は、フクロモモンガの遊びグッズとしては必須アイテムです。横の移動もそうですが、必ず上下運動ができるような工夫をして止まり木を設置してあげましょう。
ぶら下がりロープは人気の遊びグッズ
フクロモモンガ専門の遊びグッズは、市販されているものでは種類が限られてきます。そこで、鳥類やげっ歯目用、ウサギなどの小動物用のものを流用することが多くなります。可能な限り、自然素材の木製のものやわら製のものを選んであげるといいと思います。
挙げればきりがありませんが、中でもぶら下がることのできるロープを好むフクロモモンガも多いようです。自然界にあるツル植物にぶら下がるようなイメージでしょうか。
選ぶ時のポイントは、噛んでも安全かどうか?爪が引っ掛からないか?細かいパーツが簡単に取れないか?などに注意することになるかと思います。
ぜひ、フクロモモンガの好みに合わせてチェックしてみてください。