海外の動物園と専門書がおすすめのフクロモモンガの食事例とは？

フクロモモンガの飼育下での栄養管理は難しい？栄養不足をなくす為に

　フクロモモンガの飼育環境下での食事については、まだまだ分からないことが多い状況です。SNSやインターネットの質問サイトを見てみると、フクロモモンガの食事について、実に多くの投稿や質問があることが分かります。

　また、フクロモモンガはちょっとした変化でストレスを感じ、多くの病気を発症することがあります。そして、適切な食事ができないことで栄養失調にもなりやすいことが知られています。

　フクロモモンガにとって、食事の内容は健康に直結するとても大切なものです。充分な栄養管理に関する情報が多くはない状況ながら、飼い主はフクロモモンガを育てていかなくてはなりません。

　日本では、フクロモモンガがペットとして認知されてきたのは、まだまだ最近のことです。でも、海外に目を向ければ、動物園などではフクロモモンガの飼育に成功している事例は多く存在し、その情報を元に少ないながらも専門書などが出版されています。

　このサイトでも、飼い主さんから多くの質問が寄せられています。その飼い主さんの悩みを解決するのがこのサイトの役割です。海外の動物園や専門書がおすすめな食事内容を徹底的に調べ上げ、知人のブリーダーさんから得た情報も含めて食事の一例を紹介していきたいと思います。

　フクロモモンガは偏食が激しいペットなので、栄養バランスが考えられたこのレシピはおすすめですよ！

フクロモモンガの食事のおすすめレシピはこれ！

ベースのレシピ　[Leadbeater’s Mixture]✨

日常の食事のレシピ

食事の偏食を防ぐレシピ

フクロモモンガ専用のペレットのみの給餌は問題ない？クル病を防ぐには？

　フクロモモンガの総合栄養食として、ペレットが市販されています。飼い主さんも一度は購入するわけですが、やはりなかなか食べてくれるフクロモモンガは多くないようです。

　犬や猫などでもそうですが、総合栄養食は脂肪分や塩分が少なく、食い尽きがよくないことがあるようです。やはり、こうした総合栄養食は健康を考えられていますので、脂肪分や塩分などは控えられていることが多いわけです。だからといって、甘いフルーツに偏った選び食いだけをさせていると、たんぱく質やカルシウムが少なく、栄養不足で成長不良やくる病などになってしまいます。

　主食はフクロモモンガ用のペレットを中心に与えることを前提に、紹介した食事例のレシピも参考にしていただくといいかと思います。ペレット以外のものを食べ過ぎた時は肥満防止の為に、ペレットのみを与える日を作って体調を整えている飼い主さんも多いです。